思うこと

不妊治療を受けられる時代に生まれたことは特権だと思う

不妊治療をしていると、うまくいかないと思うことや不安に感じることも多々。

そんな中、自然妊娠できない自分に自信をなくし、どうにも行き場のない気持ちを「誰も分かってくれない」と思う日もあります。

そんな中、薄れてきている初心を忘れないようにしなくてはと思う今日この頃です。

私の初心というのは「不妊治療を受けられる時代に生まれて良かった〜」という、クリニック通院を始めた頃の気持ちです。

自分の中での「時代」に注目し、5つの項目で書いています。

 

こんな時代

「ストレス社会」という言葉がデカデカとあるように、私自身OL時代に「ストレスだーーー」が溢れた日々を過ごしておりました。

テレビをつけると妙な事件が流れ、夏はとんでもない酷暑が続き、台風もやたらと襲ってきては異常気象という言葉をよく耳にする。

日本は自殺大国とも言われるし、正直そうなるのも分からなくないと思っています。

「なんて時代なんだろう」卑下しようとすれば誰でもいくらでもできてしまう。

でも、戦時中に比べれば、取り敢えずでも食べ物と透明な水が飲めるだけで、恵まれているともいう。昔に比べれば個人が尊重され、結婚も自由にできるようになったはずだし、教育を受ける権利もある。

足るを知って得られる幸せはたくさん。

私自身、学生・社会人の時は「現代に生まれた特権は、庶民でも飛行機に乗って他国へ行けること!」と思い、ウロウロとしていました。

結婚し、独身の時と比べて旅行へ行く機会が減った今実感している「現代に生まれた特権は、不妊治療が受けられること!」

私は不妊治療なしでは自然妊娠が極めて難しく、体外受精でなければ親になることはできないと感じています。

不妊治療によって100%子どもが授かれる保証はないけれど、それでも、不妊の先に治療という選択肢がある現代は幸せだと思ってます。選択肢があることが有難い。

 

初の体外受精児

世界初の体外受精児として1978年7月に英国で生まれ、大きな注目を浴びたルイーズ・ブラウンさん(女性)が今年の夏、40歳の誕生日を迎えたというニュースを拝見しました。現在は結婚し、自然妊娠で2児の母だそう。

「体外受精で初めて生まれた人の年齢が今、40歳?!!」正直驚きました。たった40年程前に始まったことなのだと。

ルイーズさんの出生を成功させたロバート・エドワーズ博士は2010年にノーベル医学生理学賞を受賞されていました。

このニュースを見て気になったのが「日本初はいつだろう?」

日本初の体外受精児は、イギリスの世界初から5年後、1983(昭和58)年10月に誕生していました。当時「試験管ベビー」というワードを使った報道は国内でも注目され、体外受精に対するネガティブな意見や批判も多かったようです。

また、日本初の体外受精児は誕生から2年後に急性肺炎で亡くなったというニュースが、不妊治療に対するネガティブな意見を煽ったようです。でも、このお子さんを出産した女性は後に第二子を出産し、元気に成長しているとの記事を見付けました。

日本初の体外受精児は今からたった35年程前に誕生したんですね。

一昔前という時代

今から60年さかのぼるだけで、現代とは異なる家族という概念あると思います。その路線でいうと「子どもを産めない嫁は価値がない」といったような。

一昔前、子どもを産むことが難しかった女性は一体どんな気持ちで生きていったんだろう?と思うんです。個人差あると思いますが、今よりずっと世間は冷たかったのではないかと想像します。

 

不妊は病気じゃないと言うけれど

ネガティブに受け取れる意味合いでそう言われると、こっちはどう対応したらいいか分からなくなってしまう。

確かに、自分の命に危険が迫っているという訳ではない。もっと言うと、もし自分が闘病生活をおくっている身だとしたら、子どものことは考えるに至らない。自分の命のことで必死になると思うから。

そう考えると、確かに切羽詰まった問題ではない気もしてくる。

でも、そんなこと言っても、ネガティブな意味合いで「不妊は病気じゃない」と口にできる人に、不妊治療中の身としては引いてしまいます。

 

里親という選択肢

昨日のこと、神戸市広報誌(2018年10月)に目を通していると「里親制度の未来」という特集が目に留まりました。

見開き2ページを隅々まで読み、どういう言葉で表現するのが適切か分かりませんが、涙が出ました。また、Apple創業者のスティーブン・ジョブズ氏が里親に育てられていたということを知り、驚きました。

そもそも里親制度って?

一定期間(原則18歳未満)自分の家庭に迎え入れて養育する「養育里親」や、子どもを養子として迎える「養子縁組里親」などがあります。

また、夏休みや正月などに1週間ほど家庭に迎える「季節里親」や、週末だけ預かる「週末里親」もあります。

私にとって「里親」はまだまだ高いハードルだと理解していますが、こういう選択肢もあるよと地元広報誌に掲載されていること、その内容に感動しました。

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やまぴ
やまぴ
ブログ初心者のアラサー主婦「やまぴ」です! 【子育て × 節約 × 旅行 × 映画】不妊治療(IVF)→0歳子育て中。 お得意情報にアンテナはってます。 旅行は47都道府県、14カ国。 映画観賞400作品以上。