【神戸】布引の滝・再度公園ハイキング

今年のGWは神戸の観光名所でもある布引の滝を目的に六甲山地西部に位置する再度山(ふたたびさん)ハイキングへ!
新神戸駅
流れているのが生田川。左右は桜並木で、春は桜が綺麗でした〜!
奥に見える建物が新神戸駅。神戸の新幹線は、新神戸駅発着となります。
新神戸駅に向かって、左右どちらの桜並木下を歩いても布引の滝方面へ向かえます。
丁度、新神戸駅の下の部分です。奥の川辺には水遊びをしている方がいました。
布引雌滝
然程アップダウンもなく、距離も丁度良いくらいの場所にある滝です。ここまでは年配の方も来やすそう。
この滝を愛でれるようにベンチもあり、「雌滝」という名からイメージしていたより迫力もあり、良かったです!
雌滝の側にあった看板
滝好きな私は那智の滝、華厳の滝へも行ったことがありますが、まさかこんなアクセスの良い場所に三大神滝の一つがあるとは!
滝の迫力でいうと、那智の滝や華厳の滝には劣るものの、今回の道中、貴族・歌人の詩を多く見掛けたり、城跡があったりもしたので神滝という点では劣らぬ滝なのだろうな〜と思いました。
雌滝の下部も美しかったです。秋は紅葉が綺麗そうなので、また紅葉狩りに来たいと思います。
布引雄滝
雌滝からはそこそこの傾斜と距離を経て、布引の滝の中で最も上流に位置する滝です。
雄滝だけあり、やはり中でも一番迫力がありました!
これは雄滝を少し上から撮ったもの。
雄滝から更に少々登ると、神戸が見渡せる休憩スポットがありました。
ここでちょっと休憩をした後、布引貯水池を目指して出発!
ここから貯水池に向かう道のアップダウンは然程キツくありませんでした。
猿のかずら橋
貯水池へ向かう道すがらにあった徳島県のかずら橋を思わす「猿のかずら橋」
貯水池へ向かうコースからは逸れますが、この橋を渡って進むと滝山城跡があるとの標識があったので
城跡好きの私は向かう一択!
城跡までの道程は寄り道のつもりで向かった割には急な登りで、距離も想定していたよりありました。
ただ、途中綺麗に神戸が見渡せます。右上に見えるのは、神戸布引ハーブ園へ向かうロープーウェイ。
赤いゴンドラが映えて良い感じでした。
時期的に、ツツジや写真に写るような可愛い花が見られました。
滝山城跡
そしてやーっと到着!という場所にあった城跡
『非常に堅固な城であったといわれている〜』
納得できました(笑)
想像していたような見晴らしにはお目にかかれませんでした。
でも浪漫を感じられ、満足満足♪
また、私が城跡まで往復する道すがらすれ違った人数は少ないのに加えて日本人より外国人の方が多く、興味深い気持ちになりました。
立地的に城跡から貯水池への短縮ルートを期待しましたが、そのような道はなかったため、来た道を戻りました。
五本松かくれ滝
猿のかずら橋を再び渡り、しばらく進むと現れます。
隠れてます。
五本松ダム・布引貯水池
新緑の季節ということもあって美しいダム!
見え難いですが、ダム堤防(写真左側)がレンガ調でレトロさに歴史を感じました。こちらは1900年にできたダムだそうです。
レンガ調なところから香川県にある豊稔池ダムを連想させました。豊稔池ダムもレトロで美しいんですよ〜。私はダムも好きで、そこそこダムも見に行っています(笑)
布引五本松堰堤(ダムの正式名称)はそんなに大きなダムではありませんが、街中からこんな近くにダムがあるとは!と驚きました。
環境省の名水百選にも選ばれているそう。
その昔、神戸港に立ち寄る外国人から神戸の水は定評があり「コウベウォーター」として親しまれていたそう。(訪れた後に巡った場所を色々調べる派なのですが、これがまた楽しいー!)
貯水池沿いに暫く進むと分かれ道。市ケ原方面へ進みました。
木漏れ日の中を進み、何とも言えない幸せを感じるハイキングの瞬間です。
再度公園
到着したのは最終目的地の再度公園
この池は修法ケ原池です。
ここもまた広葉樹林が見受けられて、秋に良さそうなスポット。
何とものどかで、良い公園でした。池の周りにベンチが所々設置されているのも有難い。車で来ている家族連れもいて、車で来るにも良い公園だな〜と思いました。
ベンチで休憩をして、来た道を下りました!
コースと所要時間
徒歩で小川沿いを歩いたりもしたので、このまんまの道ではありませんが大体こんな感じです。
標識がきちんとあるので、雨天と日没時間に注意して行けば問題はなさそうです。
私は休憩、滝山城跡も含めた新神戸駅からの往復で4時間切る程度のハイキングとなりました。
新神戸駅から徒歩で行けて、三宮からも近いので、自然を手軽に楽しむ神戸観光がしたい方にオススメな観光スポットです!